邪魅の雫 (講談社ノベルス)

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

一気に読んじゃいました。流石に読み疲れです。でも、この厚さが京極だよな、と感慨深いです。何しろ3年ぶりですからね、京極堂シリーズは。大磯の限定版をリアルで見ることができるのは10月中旬でしょうか。
以下ネタバレあり

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カクレカラクリ?An Automaton in Long Sleep

カクレカラクリ?An Automaton in Long Sleep

 森博嗣作品初映像化、ということですが、ドラマになったのは見てません。確かに映像化しやすそうな感じは出てました。その手のドラマだとカラクリ部分が再現されていたかは不安ですが、まあ見る気はないです。
 最近の「四季」関係のシリーズには余り見られない工学リスペクトの森博嗣だったので結構いい感じでした。そういう意味では少しぬるいですが、もともとそんなに濃い話題は出さないのが森博嗣なのだと再認識出来てよかったです。

七王国の玉座〈5〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

七王国の玉座〈5〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

というわけで第1部は読み終えてしまいました。しかしハードカバーは一つ3000円。これはさすがにぱっと出せるお金ではないです。図書館で借りようかな…

七王国の玉座〈4〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

七王国の玉座〈4〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

氷と炎の歌はおもしろい。1,2巻は何が起こっているのか見えないため、少し読むのに苦労したけど3巻以降常に緊迫感漂う展開の連続に興奮しっぱなしです。続きが読みたくて仕方ない。単行本を買ってしまおうか。

λに歯がない (講談社ノベルス)

λに歯がない (講談社ノベルス)

森博嗣の新刊です。Gシリーズってどういて「G」なの?という疑問を以前書いたのですが、(S&Mシリーズ(創平&萌絵)、Vシリーズ(瀬在丸紅子VENIKO)主要登場人物のイニシャルがもと。)今回のシリーズにGのつく人はいないように見えましたが、いました。山吹というキャラクタがいて、山吹=金→Gold…Gシリーズというわけです。
 でもシリーズの頭につく人はみんな森博嗣が提唱している「天才」なんだけど、山吹というのはワトスン役っぽいんだけどな。相棒の海月及介というキャラクタのほうがそれっぽいけどクラゲじゃJだし。

さようなら、いままで魚をありがとう (河出文庫)

さようなら、いままで魚をありがとう (河出文庫)

銀河ヒッチハイクシリーズ第4巻!あ、2,3はもちろん読んでますが日記には書いてません。と、すごい面白いSFコメディ何ですが、4巻はラブストーリーなんですよ。もちろん独特のユーモア、皮肉に満ちた表現は健在ですが、その、読んでてとても恥ずかしい気持ちになりました。なまじ批判的な視点(作中で作者が恋愛話を読みたくなければ読み飛ばしてくれ、といったりする)をはさむがゆえに、逆に甘ったるい話が際立つこと際立つこと。これだけ面白いと後1巻で終わってしまうのが寂しいくらいです。

アナザー

[読書]

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

買っちゃった。装丁はなかなか凝ってます。内容はそれほどでもないです。「赤ずきんちゃちゃ」と「京極夏彦」をネタに持ってくるのはどうかと思いました。